この旅で一番楽しみにしていた豊島。この記事では徒歩+バスで巡る豊島アート鑑賞プランをご紹介します。豊島の宿は取れなかったので日帰りプランです。
2025年GWに、7歳男子と母で行ってきました。
目次
事前準備
豊島美術館は事前の予約が必須
豊島のメイン、豊島美術館は事前の日時指定予約が必要です。当日は売り切れていたので、早めの予約をおすすめします。大人1800円、子どもは15歳まで無料でしたが、入館予約は必要です。その他の施設のチケットも下記より購入できますが、瀬戸内国際芸術祭パスがあればフリーで鑑賞できました。
予約サイトはこちら。
https://benesse-artsite.jp/general-information.html
瀬戸内国際芸術祭パス
またGWは瀬戸内国際芸術祭の春会期真っ只中だったので、瀬戸芸パスも購入していきました。こちらも子どもは無料、大人は4500円でした。購入後に発見しましたが、Klookなどの旅行サイトでも販売しており、期間限定プロモーションなどで少しお安くなっている可能性も。*但し、コンビニなどでの発券と、島内や高松港での引き換えが必要。オフィシャルサイトからは公式アプリに連携されるデジタルチケットが購入できるので、引き換えは不要です。でも事前に知っていたら、面倒でも安い方を選んでいたかな。
瀬戸内国際芸術祭チケット購入はこちらから
https://setouchi-artfest.jp/buy/passport/
スケジュール
前日は直島で宿泊したので、宿近くの本村港から出航するフェリーで豊島・家浦港に到着しました。
直島・本村港からのフェリー時刻表はこちら
豊島フェリー
https://t-ferry.com/schedule/
豊島美術館のチケットを午前中に取ってしまったのは失敗でした。豊島美術館は唐櫃港近くにあるので、家浦港→唐櫃港→家浦港と往復することになってしまいました。家浦港近くの豊島横尾館・針工場(大竹伸朗)を見てから、午後豊島美術館鑑賞、唐櫃港から出航、というスケジュールの方が良いと思います。豊島は直島ほどバスも多くないので、満員でバスを2本見送る、なんてこともありました。到着時に港でバス・フェリーの時刻表一覧を配布してくださいました。とても役に立ってよいサービスでした。
島内バス時刻表はこちら
ベネッセサイト
https://benesse-artsite.jp/access/teshima/
- 10:20直島・本村港→豊島・家浦港着
- 10:25家浦港発(バス)
- 10:39美術館前着(バス)
- 10:45(鑑賞)豊島美術館
ランチ:碧い空(美術館から徒歩5分)
(鑑賞)再び言葉に満ちた部屋(徒歩15分)
(鑑賞)あなたの最初の色:ピピロッティ・リスト
*ボルタンスキーの心臓音のアーカイブ、ささやきの森も唐櫃港側にあり、行きたかったのですが、どちらも離れたところにあり断念。
(鑑賞)空の粒子 *清水前バス停の向かいにあります。
- 14:11清水前→家浦港(バス)
(鑑賞)豊島横尾館(徒歩6分)
(鑑賞)針工場:大竹伸朗(徒歩8分)
- 16:05豊島・家浦港→小豆島・土庄港







おまけで小豆島
最終日の小豆島は、前日までの快晴からは考えられないような大雨で、出歩けず…。晴れていたら子乗せ自転車を借りてエンジェルロードを見に行くつもりでした。バスもあるのでオリーブ公園へも頑張れば行けますが、帰京便の時間もあり今回は断念。土庄港側のアートプロジェクトひとつだけ行けました。
Maze Town: Ever-changing Alley Space
あまり期待せずに行ったのですが、子どもも楽しめる体験型の展示で、息子はここが一番楽しかった!と振り返っています。


子連れOKな民宿
この日一万円以下の宿は見つかりませんでしたが、朝食付き1.3万円の民宿を発見。
旅館yoko
中国人?のパワフルな女将さんおひとりで、民宿とレストランを切り盛りされています。土庄港周辺はレストランもまばらで早く閉まってしまうのですが、直結のレストランで夕ご飯が食べられるのはとても助かりました。特に水餃子は絶品でした。
お部屋は田舎のおばあちゃんちを思い出すような懐かしい雰囲気。家具や装飾はどれもファンシー(+仏教)な不思議な空間です。お風呂、トイレは共同ですが部屋数が少ないので混み合うことはなさそうでした。当日は私たち含め3組。トイレは2ヶ所あり、どこも清潔に保たれています。お忙しい中でこのきれいさをキープする女将さんには頭が上がりません。



まとめ
快晴の中で体験できた豊島美術館は想像以上に素晴らしい場所でした。正直、美術館の中身何にもないんでしょう…?と見くびっていました。バスを降りたところから始まる棚田の絶景と、そこに溶け込む美術館。豊島横尾館も、針工場もよかった。もう一度瀬戸内にいくなら豊島だな。