インド人は優しい。〜デリーの歩き方編〜

インド

どうしても一度行ってみたかったインド。子どもとふたりで行けるのか?

答えは、気をつけていれば、いけた!
期せずして1週間の断酒と肉抜き生活もできた(泣)

この記事では9日間のインド旅の前半、子連れデリー情報・注意点をご紹介します。

2024〜2025の年末年始に行った時の情報です。

6歳男子と母で行ってきました。


インドは広すぎる。

初めてなので、一番行ってみたかったバラナシをメインに予定を組みました。
バラナシまで行くのなら、デリーに戻るのももったいないので、コルカタから出国することに。
深夜特急の逆を行きます。

子どもとの旅はギチギチに観光を詰めるのは無理なので、とりあえず飛行機とホテル、バラナシ行きの寝台列車の予約だけは早めに済ませました。

Day 1成田→バンコク(エアジャパン、夕方発深夜着便)
24時間営業のターキッシュエアラウンジで夜を明かす。
Day 2バンコク→デリー(タイ航空、早朝初便)
Day 31日デリー観光
Day 4デリー→バラナシ(寝台列車、夕方発翌朝着)
Day 5-7バラナシ観光
Day 8バラナシ→コルカタ(インディゴエア、午前便)
Day 9コルカタ→バンコク(タイ航空、深夜便)

成田からANA, JAL, エアインディアの直行便も出ていますが、今回はバンコクにも寄りたかったので乗り継ぎ便を選択しました。

結果、インドの疲れをタイで癒せて大正解。
エアジャパン、タイ航空それぞれで往復予約をしました。

でも次の旅は昼便を選ぼう・・・

備忘録:航空券の選びかた。乳児〜5歳くらいは深夜便。それ以降は昼便で行ける。(夜便は母がしんどい)

デリー基本情報

デリー 12月の気候

デリー空港に近づくにつれ、飛行機から見る窓の外はびっくりするくらい真っ白。
乾季真っ只中のデリーは大気汚染がひどいので、マスク必須です。

空港からホテルに向かうタクシー。

気温は東京の秋くらい。
朝晩、冷え込むのでジャケットは必要ですが、昼になると長袖一枚で大丈夫でした。
ヒートテックモモヒキを持って行ったけど、ほぼ使用せず。

乾季とはいえ、全く雨が降らないわけではないので要注意!

デリー3日目は傘も役に立たない大雨で大変でした。折り畳み傘も必須。
(なんということか、雨具を全く持っていかなかった私。ホテルの周りは住宅しかなかったので傘も買えず、とりあえずタクシーに飛び乗り、運転手さんに交渉してボロボロの傘を譲っていただきました。インド人は優しい。)

デリーの交通手段
UBER

デリーの空港にも、Uber専用ピックアップ場所があります。
インド初心者には強い味方でした。

客引きがわんさかいる状況を想定していたので、なかなか空港内から出る勇気が出ず右往左往。
デリーでは大体どこでもUberタクシー、Uberリキシャがつかまりました。

Uberリキシャの方がタクシーより若干お安め。
メトロ

デリーの主要観光地は大体通っているメトロ!
本数も多く、一区間20ルピーからととっても経済的。

最初はドキドキでしたが、子どもとふたりで乗っていると頭撫でられたり色々ちょっかいを出され、楽しい思い出になりました。

人間かどうか毎回確認されるけれど、デリーメトロのウェブサイトは面白いので一見の価値あり。
https://delhimetrorail.com

車内はきれい。充電用のコンセントもあった。
かわいい駅の階段。

デリーの観光地

デリーはタージマハルやジャイプールなどの、インド主要観光地への玄関口。
どちらも行きたかったのですが、今回移動が多くなるので諦めることにしました。

玄関口なだけあって、デリー自体にはツーリストが少ないのだけど、穴場世界遺産もたくさん。
なんしデリーは広いので、無理はせずホテルの近くとか、アクセスの良いところを選びました。(とは言いつつ結局いつもの行き当たりばったり、当日決めた。)

タージマハルの原型、フマユーン廟
雨じゃなければもっときれいだったんだろうな・・・
オールドデリーも見てみたかったので、ジャーマーマスジッドも
子どもも楽しめる、国立科学センターデリー

パワー全開!社会科見学のインディアンガール軍団(1000人くらいいた)と巡る、国立科学センターデリー

ハヌマーン寺(デリー内複数あり)
巨人の足に挟まれた人の開いた口が入り口。虎の口が出口。
内部の様子。

デリー旅の注意点と感想

バンコク乗り継ぎの時、このままタイの田舎とかを放浪しちゃおうかな・・・と思ったほど警戒心マックスで臨んだ初インド。
初日の感想は、「インド、ムズカシイ」でした。

その理由は・・・

まず大気汚染

白い世界にびっくり。

マスクは必須、それでも喉は痛くなります。日本ののど飴を持っていくのも良いですが、現地で買ったHimalayaブランドのKofletというのど飴がとても効いたのでおすすめです。

初入国者登録が激ムズ

無人のマシンでパスポートと指紋の登録が必要。
入国審査に向かっていると、係の人が「ファーストタイムエントリ〜」と言って誘導しています。

マシンが子どもサイズではないので、数秒の準備時間の間に抱き上げて機械に指を乗せねばならず、ここでもう汗だくでした。 

入国審査に1時間・・・

オンラインビザも取って、完璧なはずなのにカウンター前に立ち尽くすこと30分。子どもは先にクリアするも、私の審査になると、指紋を取り直すこと100本。

おそらく、担当のお姉さんが新人さんで時間がかかった模様。
ビザ内容は厳しーくチェックされるので、不備のないようご注意を。

インドオンラインビザとの格闘の記録

路上に牛と毛布
ホテルの最寄駅の様子。ここには牛はいない。
話には聞いていたけれど、実際に見るのとは違いました、牛。

屋根のあるバス停なんかには必ず毛布がひいてあり、路上生活している人がたくさんいました。

特に怖いことはなかったけども、やっぱり非日常は慣れるまで大変。

デリー広すぎ問題

「ちょっとメインからはなれたところ」に取ったつもりの宿でしたが、全然ちょっとじゃなかった・・・。

最寄りのコンビニ(ジェネラルストア)までGoogleマップで徒歩10分。まあ、歩けるかな、と思っていましたが初日の警戒心で歩くとまあまあ遠く感じました。

歩道はないし、よくわからない塀で囲まれた道が続くので、マップを見ずに歩くと袋小路に迷い込んでしまいます。でもあんまりスマホ見せびらかしたくないし、、のせめぎ合い。

泊まった宿はこちら

古いけど装飾がかわいいB&Bでした!お湯もちゃんと出て清潔でよかったけれど、立地は上級者向け。インドの出張者や、インド玄人の旅人が泊まっている印象でした。
宿泊者みんなで長テーブルでいただく朝食がおいしかった!フルーツ、シリアル、パラタ、カレー、サンドイッチと子どもも好きなメニュー。
平たい顔族目立ちすぎ問題

外国人、しかも母子がとにかくいなく、本当にジロジロ見られます。
東南アジアをメインに旅してきた私には珍しい経験でした。

現地の人の格好を真似して、ショールでなるたけ顔を隠しておけば気分的に楽です。
でもショール買えるところもなかった・・・。

お読みいただきありがとうございました!子連れインド情報まだまだ続きます。

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