インド列車予約はアプリでできた。ixigoアプリの使い方。

インド

インドといえば列車旅!

せっかくのインド、一度は乗ってみたい!というのもあったけど、コスパも重視で列車を選びました。デリー〜バラナシの飛行機はふたりで片道4万円弱のところ、鉄道なら一等車でも1.5万円、しかもホテル一泊分浮く!

安全・衛生面の心配もあったけれど、結果的には快適な列車旅となりました。

この記事では、ざっくりと、記憶にある限り、自分でできるインド鉄道予約の仕方と、用語解説、実際に乗ってみた体験談をご紹介します。

2024〜2025の年末年始に行った時の情報です

6歳男子と母で行ってきました。


(色々試行錯誤、イライラしながらやったので記憶にないところも。ざっくりの流れとしてご参照ください。)

目次

まずはWhatsappアプリを入れよう

ワッツアップ、ご存じでしょうか。
Meta社が所有する無料メッセージアプリです。

Download WhatsApp for iOS, Mac and PC
Download WhatsApp on your mobile device, tablet or desktop and stay connected with reliable private messaging and calling. Available on Android, iOS, Mac and Wi...

私の知る限り、東南アジア、インド、ネパールではこちらが主流で使用されていました。
電話番号さえ登録すれば、すぐにワッツアップを使用しているアカウントへメッセージや写真・動画が送れる優れもの。

次に紹介する、IRCTCも、ixigoもOTP (ワンタイムパスワード)がワッツアップに送信されてくるので、海外ローミングの心配もなく登録することができます。

IRCTCサイトでアカウント作成

ワッツアップをインストールしたら、IRCTCというインド鉄道予約システムでアカウントを作成します。
アプリ版もあるようですが見つけられず。

サイトURLはこちら

右上のメニューからLoginを選び、

色々広告が出てくるのが邪魔ですが、下までスクロールして「REGISTER」をクリック

パスポート番号含め、必要な情報を入力して(ここでも広告がうざい)

最後に文字キャプチャ認証。
(インドのウェブサイトはキャプチャ認証がうまくいかないこと多々あったので、心の余裕が必要)

たぶん(すみません、あまり記憶になく)この後日本の住所や自分の誕生日を入力して終了。

登録したメールアドレスに確認メールがきます。
次のixigoアプリでIDとパスワードの情報を入力しますので、記録しておいてください。

ixigoアプリでアカウント登録

ixigoアプリをダウンロード

乗車時に、リアルタイムでどこにいるかを追跡する機能もあるため、アプリ版が便利です!

iOSはこちら
Androidはこちら
Web版もあります。

iOS版の画面で説明していきます。

ixigoアカウント登録

まず右下の「Profile」タブから、画面上部の「Login」を選択。

*すでにアカウント作成してしまったので、初回画面と異なります。

日本の電話番号、英字名、メールアドレスを入力し、「CONTINUE」をクリックすると、
whatsappにOTPが配信されますので次の画面で入力。

うまくいったら、「Profile」タブの上部に自分の名前などの登録情報が出てきます。

IRCTCとの連携

ixigoアカウントができたら、次はIRCTCとの連携。
☆のところを選択します。

IRCTCサイトで登録したメールアドレスを入力して、「Continue」
ここでもOTPがwhatsappに送信されるので、入力。

その後、電話番号の確認も求められましたがSKIPでも大丈夫だと思います。
登録情報を入力し、「Continue」を押すと、今度はSMSにOTPが送信されるので入力。
電話番号が一致しませんよー、というエラーメッセージが出てきたら、先頭のゼロを消してみるといけるかも。

うまくいったら、アカウント設定は完了です。

ixigoアプリで早速予約!

アカウント設定が完了したら、早速鉄道の予約をしましょう!

特に一等車は座席数が限られるので早めの予約が肝心。約3ヶ月前に予約したデリー→バラナシは取れたけど、1ヶ月前にはキャンセル待ち状態になっていました。

乗るときは何の表示もなくって一等車がどこか全くわからなかったのに、バラナシついて写真を撮ったらめっちゃ書いてあってびっくり。


ホーム画面上部から、「Trains」を選びます。
下のボックスに、「New Dehli」「Varaniasi」など出発地、目的地情報を入力すると、入力候補が出てきますので選択。

ixigoアプリ内でインド国内線のフライトやホテルの予約もできます。
私はバラナシ→コルカタの航空券(Indigo)を、ixigoで予約しました。
ホテルは口コミが見づらかったので使用しませんでした。そんなに安くもない。

日付などを選択すると、列車候補がずらっと表示されます。

用語解説
  • 14006 Lichchivi Exp : 列車の名前。(当日、この名前を手がかりにプラットフォームを探すので大事)
  • 18:00 ANVT : 出発時間と出発駅。先の手順で選択したNew Delhiだけでなく、その周辺の駅も表示されるので注意!ANVTは、Anand Vihar駅のことで、私の泊まっていたDefence Colonyの宿からタクシーで30分くらいのところでした。

色付きの四角で囲まれたところの左上にある1A, 2A・・・というのが、車両の等級です。
インド初心者&子連れの私は迷いつつ1Aを選びました。

もう一度言いますが、座席数が限られるので早めの予約が肝心。

等級の読みかた
  • GN;General, 予約なしで乗れるぎゅうぎゅう詰め車両。
  • SL:「Sleeper」3段ベッド、エアコンなし。
  • 3A:「Third Aircon」3段ベッド。仕切りなし。
  • 2A:「Second Aircon」2段ベッド+カーテン付き。
  • 1A:「First Aircon」2段ベッドが一台か2台の個室。中から鍵がかけられる。
予約状況の読みかた

等級の下に表示されるのが、予約状況です。

用語解説
  • AVL:「Available」表示された人数分空きあり。予約したらすぐに確定します。
  • WL:「Waiting List」キャンセル待ち。表示された人数がキャンセルを待っています。人数が多く確定される可能性が低いと、黄色に表示が変わります。
  • Regret:予約不可。

私はWL8くらいの時にコルカタ行きを予約しましたが、前日まで確定せず諦め、4万円の航空券を取りました・・・

列車の選びかた

列車名の右赤枠に注目!星評価がついています。

加えて、出発時間が遅すぎず、運行時間が長すぎないものを選びました。事前に調べていると、出発遅れて寒い中何時間も待つ、なんてこともあるみたいだし。(私の時は定刻出発、1時間遅れ到着でした!)

シート希望の登録

好きな電車を選び、乗客情報と割り当てられるシートの希望を登録します。(なんで指定席じゃないんだろう・・・)

用語解説
  • Lower Berth : ベッドの下段
  • Upper Berth:ベッドの上段
  • Cabin:4人部屋個室
  • Coupe:2人部屋個室

私はここで間違えてLower Berthを選択しましたが、日本人2人連れはうまいことCoupeに入れてくれました。

これまた苛立つ支払い処理をクリアしたら、予約確認画面へ。

最終的に座席番号がアップデートされるのは当日の4時間前くらい。ドキドキして待つしかありません。

E TicketにはQRコードも含まれますが、なぜか、一度も見せずに目的地まで到着。

インド列車旅 注意点と感想

  • 駅に改札がない!
    • とにかく、電光掲示板を見て自分ののる列車のつくプラットホームを探すのみ。
  • ごはんは何か調達してから乗ろう
    • デリーの宿で話したインド人ビジネスマンに、「ホテルでなんか作ってもらって、持って行った方がいいぞ〜」とお薦めされたので、従いました。お話ししてよかった。(インド人は優しい)
    • 列車でも焼きそばやカレーは売りに来ていますが、試していないので味はわからず。
  • どの車両かわからない!
    • 暗いなか、どーやってみても車番が車体に見つからなかった・・・。とりあえず飛び乗る勇気!5人くらいに聞いて、行ったり来たりしていたらお兄さんが「俺について来い!」と、連れて行ってくれました(インド人優しい)
  • 警戒していたトイレは、一等車だったからか全然平気でした(私は)。Westernを選ぶべき。
  • 切符を見せない。
    • 「俺はスーパーバイザーだ!」というおっちゃんと、キビキビした女性が登場するも、「チケット見せないでいいの?」と聞いてもOk Ok、のみ。日本人の子連れなんか他にいないからかなあ。よくわからぬまま。
  • 外からカギは掛けられない。
    • これはどうしようもない。。子が寝ている時のトイレはダッシュで行きました。

息子は列車に揺られながら宿題の書き初めを。チャイ売りの声に合わせ、チャイ〜チャイ〜と踊りながら書いていました。どうしてここを選んだのか。

ぜひ、意外と快適な列車の旅も検討してみてください!

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